屋根リフォームでスーパーガルテクトがなぜ人気?特徴10選と価格・施工例を徹底解説

屋根リフォームでスーパーガルテクトがなぜ人気?特徴10選と価格・施工例を徹底解説
「屋根リフォームを考えているけれど、スーパーガルテクトって本当に良いの?」「屋根は軽くて長持ちするのが良いって本当?」など疑問に感じていませんか?
スーパーガルテクトは、耐久性・断熱性・軽量性に優れた屋根材として、岡山ではもちろん全国のリフォーム現場で選ばれ続けています。
この記事では、20年以上屋根リフォームを手掛けてきたプロの視点から、人気の理由・他の屋根材との比較・施工事例・価格相場・業者選びまで徹底解説します。


そう言えば、最近の新築住宅の屋根ってガルバリウム鋼板の屋根がすごく多い気がするけど実際はどうなんだろ?

R5年は新築の52.3%がガルバリウム鋼板などの金属屋根を採用してるね!リフォームでも人気で、その秘密を徹底解説していくよ!
住宅金融支援機構【フラット35】住宅仕様実態調査報告(令和5年度)
スーパーガルテクトとは?
スーパーガルテクトは、アイジー工業株式会社が製造する国産の高性能金属屋根材です。
基材にガルバリウム鋼板より3倍超の耐食性を持つ超高耐久ガルバリウム鋼板(SGL)を採用し、さらに裏側には断熱材を一体化。軽量でありながら高い耐久性を持ち、地震対策・遮熱効果にも優れています。

製造メーカー:アイジー工業(IG KOGYO)山形県に拠点を置く金属製外装材専門メーカー
最大の強みは「金属サイディング」住宅市場で業界シェアNo1を誇る。
材料:SGL(次世代ガルバリウム)鋼板の表面材+裏面に断熱材一体型の製品構造
主な適用工法:カバー工法(重ね葺き)/葺き替え
商品ラインナップ
・スーパーガルテクトフッ素:フッ素と3コートの塗膜構成で耐久性が高く色褪せしにくい。
・スーパーガルテクト:特殊なちぢみ塗装で高級感あふれる質感を実現(長さ2960㎜)
・スーパーガルテクトC:スーパーガルテクトと同じ仕様で短尺タイプ(長さ1820㎜)


スーパーガルテクトとスーパーガルテクトCは長さとカラーバリエーションの違いで製品性能の差はないです。屋根の形状が寄棟など面が多い屋根には材料のロスが少ないスーパーガルテクトCがおすすめ!

今までのガルバリウム鋼板より3倍超の耐食性ってすごい!いつの間にか金属屋根製品にも技術革新が起きてるのね!?
・アイジー工業株式会社HP ・SGL鋼板(日鉄鋼板株式会社HP)
スーパーガルテクトが人気の理由と特徴10選!

スーパーガルテクトが人気の理由はたくさんあるけど、私なりの理由と特徴を10個にまとめてみました。
1. 超高耐久のエスジーエル鋼板(SGL)
従来のガルバリウム鋼板より腐食に強く、耐食性が約3倍に。長寿命の屋根を目指す人には強力な味方です。ガルバリウム鋼板(55%アルミ-亜鉛合金めっき鋼板)に加えて、マグネシウムが2%プラスされたものです。たったこの2%が、屋根材としての耐久性をぐんと伸ばす大改革になっています。


金属屋根って錆びるイメージがあるけどSGL鋼板は錆びにくくなってるって事ね!採用する金属屋根がSGL鋼板かどうかは要チェックね!
2. 一体成型された断熱材と優れた防火性能
一体成型された断熱材
スーパーガルテクトには断熱材として「ポリイソシアヌレートフォーム」という高性能素材が使われています。ふつうの金属屋根では、裏側に断熱材が貼ってあっても、板と板の継ぎ目(かん合部)に隙間ができやすく、そこから熱が伝わってしまいます。
ところがスーパーガルテクトは、断熱材が継ぎ目までしっかり行き渡って充填されているので、夏の熱さが屋内入りにくく、冬の冷気も防げるという仕組みです。そこまでやるの?というちょっとした緻密さが光ります。

優れた防火性能
スーパーガルテクトのしん材に使われている「ポリイソシアヌレートフォーム」は、難燃性に優れた断熱材で飛び火性能認定を取得して安全性も兼ね備えています。
※スーパーガルテクトは防火地域や準防火地域で使用できます。ただし、その安全な使用にあたっては、所定の条件を満たす必要がある点に注意が必要です。使用する場合は施工店にご相談ください。

3. 遮熱×断熱のダブル効果
遮熱性塗装による遮熱効果
スーパーガルテクトは、赤外線をガッツリ反射する「遮熱性フッ素樹脂塗装」または「遮熱性ポリエステル樹脂塗装」が表面に施されています。
太陽光の約50%を占める赤外線を、効率よく跳ね返すことで、表面温度の上昇自体を抑制しています。

通常塗装鋼板と遮熱性能を比較
簡易遮熱試験結果ではランプで鋼板に60分間熱照射して、遮熱塗装の有無で裏面温度を比較した結果――
なんと約15℃もの差が出たんです。熱が跳ね返されて、裏側に届きにくくなる効果です。

他の屋根材との断熱性能比較
しん材に採用した「ポリイソシアヌレートフォーム」が抜群の断熱性能を発揮します。以下は、他の屋根材との断熱性能の比較をした表です。ここでもスーパーガルテクトの優れた断熱性能が分かります。

4. 雨音が“ささやき声”レベルに
ざっくりですが、外で70 dB(豪雨)→室内で31 dB(ささやき声くらい)にまで音を減衰させる静音性能、それがスーパーガルテクトにはあるのです。106mm/h の豪雨の音(70dB)が室内では僅か31dBに。静けさを望む人には嬉しいですよね。金属屋根だけどスーパーガルテクトの意外な長所。その理由は、スーパーガルテクトはただの金属板じゃなく、裏に「ポリイソシアヌレートフォーム」という断熱材がぴったりくっついています。これがまるで耳栓のように、雨の振動や音を内側に入り込ませずに“吸収”しちゃうんです。
音の減サイズのイメージは?
- 屋外 → 70 dB(豪雨の音)
- 室内 → 31 dB(ささやき声レベル)
- その差、なんと39 dB!
音のスケールで約40 dBの違いは、たとえば「普通の会話(約60 dB)」が「図書館並みの静寂(約20~30 dB)」に変わるぐらいなんです!

※実験では「化粧せっこうボード9 mm+グラスウールマット25 mm」という、一般的な遮音構成の天井をセット。屋根だけでなく天井も含めた遮音対策での結果です。
5. 信じられないほど軽い(耐震への影響)
スーパーガルテクトは、たった 1平方メートルあたり約5 kg。これを一般的な屋根材と比べると、その軽さが際立ちます。
- スーパーガルテクト:約5kg/㎡
- 化粧スレート(カラーベストなど):約21kg/㎡ → 1/4の重さ
- 和瓦(陶器瓦):約50kg/㎡ → 約1/10の重さ
つまり、化粧スレートの4分の1、和瓦の10分の1という軽さ。これだけ軽いと、建物の一番上にある屋根が、住宅に与える「負担」が劇的に軽くなるのが実感できます。
重さのイメージ(動物で例えると…)
120㎡の屋根に置き換えてみると、スーパーガルテクトの重さは約600 kg。たとえば:
- スーパーガルテクト:約600 kg → 例えば「馬1頭分」程
- スレート屋根:約2,500 kg → 「カバ1頭分」
- 和瓦屋根:約6,000 kg → 「アフリカゾウ1頭分」

絵本みたいな例えだけど、直感的に「ぜんぜん違う!」と感じられる比喩は、けっこう説得力があるよね!?


ここで軽さについて大事なことがあります。それは家の屋根が軽くなることは建物の重心が低くなり地震時の揺れ幅が小さくなることです。近年の大地震(H28熊本地震やR7能登半島地震)でも重い屋根(瓦など)の建物が倒壊していたのは記憶に新しい事と思います。もちろん屋根を軽くすることで全ての倒壊を防ぐことが出来るわけではありませんが、屋根のリフォームを検討する際には是非、屋根の軽量化を検討してみてください。
建物の重心は、地震の揺れ方にすごく影響します。重量が減ると、揺れの振幅が抑制され、柱や梁への負担も減少。つまり、屋根が軽いほど地震に強い家になるということです。スーパーガルテクトの軽さは、まさにその設計思想の象徴です。

6. 台風・強風にも強い設計
アイジー工業は建材試験センター中央試験所で、屋根模型に最大風速65m/sを3分間当てる強風試験を実施。本体は飛散せずという結果が公表されています。
※試験条件限定の結果であり、すべての条件での無被害を保証するものではない旨も併記しています。

台風時は屋根端部・ケラバ・棟・開口まわりに負圧(吸い上げ)と風雨の吹き込みが集中します。
スーパーガルテクトは深いかん合+多重折り返し+断熱材一体という本体構造に、固定ピッチ管理・端部の折り上げ/シーリング・ジョイント下地といった施工管理がセットで効きます。
この“二段構え”が65m/s試験にも耐える理由です。

7. 塩害に強く保証範囲も拡大
なぜ塩害に強いのか?
素材の進化(SGL):従来のガルバリウム鋼板にMg(マグネシウム)2%を加えたSGLは、腐食の進行を遅らせる安定皮膜を作りやすく、耐食性はガルバの3倍超まで向上。沿岸の塩化物にもタフに粘ります。
厚めっき・塗膜体系:製品側では遮熱系塗装や厚膜仕様が組み合わされ、塩分や水分の侵入をバリア+自己修復的にブロック。塗膜グレード(一般/フッ素)で紫外線耐候も底上げ。
塩害保証対象地域はどう変わった?
公式の現行規定(屋根)ではスーパーガルテクト(含むフッ素)は、海岸線より500m以内および塩害地域は保証対象外と明記。つまり500m未満は免責、それより内陸でも、その場所が「塩害地域」に該当すれば免責です。
※同じアイジー工業でも外壁サイディングの保証は今も海岸5km以内は対象外という規定が残っています。屋根(500m)と外壁(5km)で距離条件が違うため、気を付けてください。

8. 長期保証がガッチリ
スーパーガルテクト フッ素=「変褪色20年/赤さび20年/穴あき25年」
スーパーガルテクト =「塗膜15年/赤さび20年/穴あき25年」
スーパーガルテクトC =「塗膜15年/赤さび20年/穴あき25年」
※保証は登録物件・施工要領順守が前提。海岸500m未満・塩害地域などは免責。

保証内容・条件(比較表)
項目 | 標準仕様(スーパーガルテクト) | フッ素仕様(スーパーガルテクトフッ素) | 備考・条件 |
---|---|---|---|
塗膜 | 15年(割れ・はがれ・ふくれ) ※変褪色は対象外 | 20年(変褪色・白亜化含む) | フッ素は審美性重視の案件に推奨 |
赤さび | 20年 | 20年 | 発生面積5%以下等の規定あり |
穴あき | 25年 | 25年 | 腐食による貫通穴が対象 |
起算日 | 施工完了日 ※製造後1年超で施工=製造日起算 | 同左 | 見積・契約書に明記推奨 |
対象者 | 元請業者(登録物件のみ有効) | 同左 | 施主への直接保証ではないことに注意 |
適用地域 | 日本全国(沖縄・南西諸島除く) | 同左 | 地域条件で免責あり |
免責地域 | 海岸線500m以内/塩害地域 等 | 同左 | 凍結防止剤塩害・腐食性ガス・粉塵多い環境も含む |
施工条件 | 施工説明書どおりの施工(端部処理・異種金属回避・水滞留防止) | 同左 | 不適合は保証対象外 |
主な免責事項 | 台風・地震等の天災/酸性雨/太陽光パネル由来の不具合/雨掛かりの少ない部位の汚れ堆積 | 同左 | 維持管理(清掃・点検)推奨 |
要点まとめ
- 標準は「塗膜15・赤さび20・穴あき25」。フッ素は「変褪色20」が追加。
- 保証は登録物件・施工要領順守が前提。起算日は原則「施工完了日」。
- 海岸500m未満や塩害地域などは免責。案件ごとに最新の保証ページを確認。
- 保証は元請業者に対してで、施主への直接保証ではないことに注意。
- メーカーの保証はあくまでも製品保証、雨漏れなどの施工保証は施工店が独自に
保証するものなので施工店に確認を。
参考URL(公式)
・製品保証一覧(屋根):https://www.igkogyo.co.jp/guarantee/
・屋根|塗膜15・赤さび20・穴あき25(標準):https://www.igkogyo.co.jp/guarantee/roof_taa_15.html
・屋根|変褪色20・赤さび20・穴あき25(フッ素):https://www.igkogyo.co.jp/guarantee/roof_thaa_20.html
・製品ページ(規格・スペック):https://www.igkogyo.co.jp/syohin/detail/gt5.html
9. ヘビー級の高級感、ちぢみ塗装
ちぢみ塗装って何者?
金属板の表面を焼付け工程などで微細に“しわ状(結晶状)”に固める特殊塗装。表面がランダムな凹凸になり、手触りはザラッ、見え方はマット〜半艶の落ち着いた質感になります。スーパーガルテクトはこの仕上げを採用し、「金属っぽいテカリ」を抑えた高級感を狙っています。
何が“高級”に見えるの?
反射を拡散:平滑面だとギラつく入射光が、微細凹凸で乱反射→防眩(アンチグレア)になり、色が深く見える。
陰影の粒立ち:凹凸で陰影が細かく出るため、単色でも表情が豊かに。
外壁・庇との相性:和洋どちらの外観でも、落ち着きのあるマットが“浮かない”。
(公式は「特殊なちぢみ塗装で高級感あふれる質感」と明記

実務的なメリット
キズ・ムラが目立ちにくい:鏡面より微細な擦り傷や施工時の微小な当てキズが視認されにくい
汚れの見え方がマイルド:光沢面に比べて水染み・手跡・粉塵の“白っぽい映り込み”が弱く見える
色あせ体感が緩やか:同じ退色でも、テカリが少ない分“劣化の見え方”が穏やかに感じやすい

他にも、現場の屋根職人さんからは「ちぢみ塗装のスーパーガルテクト」は滑りにくく施工しやすいとの声があります!
10. 日本製の安心とシェア力
国内一貫体制=品質と供給の安定
アイジー工業は、研究開発から製造、販売までをすべて日本国内で完結させる体制を持っています。
このため、製品の品質管理が徹底しやすく、出荷後も製造履歴を追えるなどトレーサビリティも確保されています。安定した供給力も、この一貫体制が支えています。
選ばれている”という実績(ブランド力)
また、金属サイディング業界ではトップブランドとしての地位を築いており、「金属サイディングのリーディングカンパニー」として広く知られています。
実際、『日経アーキテクチュア』の「採用したい建材・設備メーカーランキング」金属サイディング部門では、11年連続で1位を獲得。プロの現場から指名・推奨され続けている、その信頼と実績が強みです。
カバー工法/葺き替え工法の向き/不向き

ここではスーパーガルテクトの施工の方法について紹介するよ。大きく分けて2種類、既存屋根の上に重ねて施工する「カバー工法」、既存の屋根を撤去して施工する「葺き替え工法」確認しよう。
工法 | こんな時に有効 | 目安の費用感 (80㎡想定) | 工期の目安 (屋根工事のみ) |
---|---|---|---|
カバー工法 | 既存屋根が概ね健全/工期短縮 | 約100万円~150万円 | 約6〜12日 |
葺き替え工法 | 下地劣化・雨漏り原因の根治/下地野地の更新 | 約150万円~200万円 | 約8〜14日 |

下地が健全なら、解体処分が必要なくて工期も短縮できるカバー工法。以前、雨漏りがあったり下地から新しくしたい場合は葺き替え工法って感じかな!?費用の違いは何なのかしら?
カバー工法と葺き替えの費用の違いは?
- カバー工法:既存屋根を残したまま施工するため、撤去費用や下地補修コストが省かれ、工事費が抑えられるのが最大のメリット。しかし、既存下地の確認はできない事と屋根重量は前より重くなることがデメリットとなります。
- 葺き替え工法:既存屋根の撤去と下地からの新設が必要で、その分工賃・材料が多くなる事と工期が伸びることがデメリット。しかし、既存屋根の撤去をすることで屋根が軽くなり耐震性や構成部材の判別などメリットがあります。

なるほど!事前に屋根の状態をしっかり確認することが重要だね!
スーパーガルテクト採用に向けて カバー工法/葺き替え工法、向き不向き
- 屋根下地は健全?(雨漏り歴・野地の傷みは軽微?)
- YES → カバー工法候補へ(短工期・廃材抑制・工事費用抑制)
- NO → 葺き替え候補へ(屋根材撤去で下地の新設を)
- 立地は?(海風/塩害・積雪・強風・強い日射)
- 厳しめ → SGL+役物の仕様・固定方法・防水納まりを強化
- 重視軸は?(耐震/断熱/遮音/デザイン/初期費用)
- 耐震・断熱・メンテ負担低 → スーパーガルテクト適性◎
選び方のポイント
- コスト重視&工期短縮 → カバー工法が人気。
- 下地の状態が悪い・長期的安心を重視 → 葺き替え工法が適しています。
他の屋根材との比較(スレート・瓦・他金属)

ここではスーパーガルテクトを中心に、カラーベスト、瓦、金属屋根(一般ガルバ)との比較表を作ってみたので屋根リフォームでどの屋根材にしようか悩んでいる方は参考にしてください。
※価格などの内容については諸条件などが変動するので、施工店の担当者などに相談・確認をお願いします。
項目 | スーパーガルテクト(SGL鋼板+断熱材) | カラーベスト(スレート) | 瓦(陶器瓦) | 金属屋根(一般ガルバリウム) |
---|---|---|---|---|
耐久性 | 約30〜40年(SGL鋼板で耐食性高い) | 約20〜25年(塗装必須) | 50年以上(割れ・ズレ注意) | 約20〜30年(環境により短縮) |
重量 | 約5kg/㎡(超軽量) | 約20kg/㎡ | 約50〜60kg/㎡(重い) | 約4〜5kg/㎡ |
断熱性 | 高(ポリイソシアヌレートフォーム断熱材一体) | 低〜中(屋根裏断熱で補う) | 中(厚みで遮熱性はある) | 低〜中(断熱材別途必要) |
遮音性 | 高(断熱材効果あり) | 中 | 高(雨音も静か) | 低〜中 |
耐風性 | 高(軽量+固定強度) | 中(台風での飛散リスクあり) | 中(防災瓦などは高) | 高(軽量だが施工精度依存) |
耐震性 | 高(軽量で建物負担少) | 中 | 低(重量が構造に負担) | 高 |
メンテナンス性 | 低頻度(再塗装不要目安20〜30年) | 約10〜15年で再塗装必須 | ほぼ不要(漆喰補修あり) | 約15〜20年で再塗装 |
初期費用 | 中(9,000〜12,000円/㎡) | 安(6,000~9,000円/㎡) | 高(10,000〜15,000円/㎡) | 中(7,000~10,000円/㎡) |
外観デザイン | 金属だがマット調ちぢみ塗装で自然 | カラー・形状豊富 | 重厚感・和風に最適 | 金属光沢または塗装仕上げ |
向いているケース | 耐久性・軽量・断熱を重視した葺き替え | 低コストで軽量化リフォーム | 和風住宅・長期耐久志向 | コスト抑えつつ軽量屋根に |
スーパーガルテクトが向いてむ人、不向きな人
向いている人:地震対策・断熱性・メンテナンス性を重視する方
不向きな人:重量感のある瓦屋根の外観を好む方
スーパーガルテクトのメリット・デメリットまとめ
アイジー工業「スーパーガルテクト」は、SGL鋼板(高耐食)+断熱材一体の金属屋根。軽さ・耐久・快適性を高水準で両立しています。ここでは、採用前に押さえるべきメリット10/デメリット10を簡潔にまとめてご紹介します。
スーパーガルテクトのメリットまとめ
- SGL鋼板で耐食性が高い(一般ガルバより優位)。
- 断熱材一体構造で夏涼しく冬暖かい体感をサポート。
- 軽量:約5kg/㎡で耐震に有利・カバー工法とも好相性。
- 遮音性向上(断熱一体により雨音を低減)。
- 強風・雨仕舞に配慮したかん合形状・役物設計。
- 保証が明確(塗膜15/赤さび20/穴あき25年、条件あり)。
- メンテ周期が長め(再塗装までのスパンが取りやすい)。
- ちぢみ塗装のマット質感で外観の高級感が出しやすい。
- 施工性が良い(軽量パネルで取り回ししやすい)。
- 国内メーカー×実績豊富で流通・アフターが安定。
スーパーガルテクトのデメリットまとめ
- 初期費用はスレート系より高めになりやすい。
- 仕上げ色は落ち着いた系が中心で鮮やかな色は少なめ。
- 施工精度依存(端部・役物の納まりが品質を左右)。
- 局部的な凹みリスク(強い衝撃・落雪等)。
- 断熱は屋根単体で完結しない(小屋裏断熱・通気併用で最適化)。
- 海岸500m未満や塩害地域などは保証免責あり。
- 瓦からの交換では雨音の体感差に注意(設計で緩和)。
- 長期使用で色あせ・チョーキングは避けられない。
- 部分補修時に色合わせが難しい場合がある。
- 専用部材が多く、他社代替がしにくいケースも。
採用前にチェック!(失敗しないための4点)
- 立地条件:海岸からの距離/塩害・工業地帯の有無を確認(保証条件に影響)。
- 小屋裏環境:断熱・通気(棟換気など)を併せて最適化。
- 納まり設計:軒・ケラバ・棟・谷の役物と固定ピッチを施工要領どおりに。
- メンテ計画:定期点検・洗浄、将来の塗装・部位補修の説明を事前合意。
まとめ
- 総合力が高い金属屋根。軽量×高耐久×断熱一体でリフォーム適性が高い。
- 保証は塗膜15/赤さび20/穴あき25年(フッ素は変褪色20年)と明快。
- コストはスレートより上がりやすいが、長期の維持費まで見ると有利になりやすい。
スーパーガルテクトの施工事例
施工事例①(葺き替え工法・岡山県倉敷市)
工法:葺き替え工法
工期:約12日
お客様の声:「夏が涼しくなった気がします。エアコンの温度も27度で十分涼しく電気代の節約
にもなっています。見た目も一新されて満足です。」
Before:色褪せと苔が発生したモニエル瓦



After:スーパーガルテクト(Sシェイドチャコール)



施工事例②(カバー工法/岡山県岡山市北区)
工法:カバー工法
工期:約10日
お客様の声:「雨音がしなくなりましたね。あと外観がモダンでかっこよくなりました!
ありがとうございます。夏の暑さがどれくらい変わるのか楽しみです。」
Before:色褪せと苔が発生した化粧スレート(カラーベスト)



After:スーパーガルテクト(Sシェイドブラック)



施工事例③(葺き替え工法/岡山県岡山市南区)
工法:葺き替え工法
工期:約14日
お客様の声:「地震が心配で軽い屋根を探していたところスーパーガルテクトを提案していただ
きました。驚くほど軽くてびっくりです。瓦から金属屋根へと見た目が心配でし
たが外観もすっきりして満足しています。」
Before:色褪せとひび割れが発生した瓦



After:スーパーガルテクト(Sシェイドブラウン)



信頼できる施工店チェックリスト

スーパーガルテクトを含む屋根リフォームで、失敗しない施工店選びのためのチェックポイントです。気になる点があれば担当者に聞いてみてください。
項目 | チェックポイント |
---|---|
資格・ショールームなど店舗の有無 | ・建設業許可(屋根工事業/板金工事業)を取得 ・国家資格(建築板金技能士、施工管理技士)あり ・ショールームなど見て・触れて確認できるか |
施工実績と専門性 | ・スーパーガルテクトの施工実績が豊富 ・写真付き事例を公開(ビフォー・アフター) ・過去現場の案内が可能 |
見積り内容の透明性 | ・㎡単価や部材費が明記 ・カバー工法/葺き替えの差額が明確 ・保証内容が書面で提示 |
保証とアフターサービス | ・メーカー保証+独自保証(雨漏れ10年保証など) ・保証書を必ず発行 ・定期点検サービスの有無 |
施工体制と現場管理 | ・自社施工または専属職人 ・工事前の近隣挨拶など配慮 ・安全対策と養生が徹底 |
評判と口コミ | ・Google口コミ評価が安定 ・クレーム対応が誠実 ・紹介・リピーター比率が高い |
提案力と説明の分かりやすさ | ・屋根調査報告書や図面・サンプル・写真で説明 ・複数プランで提案 ・メリットだけではなく、デメリットも正直に説明 |
スーパーガルテクト|よくある質問(FAQ)
検討中の方向けに、耐久性・費用・工法・メンテナンスなどの疑問にQ&A形式でお答えします。
Q1. どれくらい長持ちしますか?
素材のSGL鋼板は高耐食で、メーカー保証は塗膜15年・赤さび20年・穴あき25年(条件あり)。適切な施工・点検で30年以上の耐久も期待できます。
Q2. 他の金属屋根と何が違いますか?
断熱材一体構造+遮熱塗装が特徴。夏の熱こもりを抑え、冬の保温にも寄与。軽量で耐震性にも優れます。
Q3. 雨音はうるさくない?
裏面の断熱材が振動を吸収。一般的な金属屋根より雨音が抑えられ、2階の居室でも静かに感じやすいです。
Q4. 色やデザインは選べますか?
マットなちぢみ塗装と複数色を展開(ブラック系・ブラウン系など)。和洋どちらの外観にも合わせやすい質感です。
Q5. カバー工法と葺き替え、どちらが良い?
既存屋根の状態次第です。
・カバー工法:撤去なしで工期短縮・廃材削減。費用を抑えやすい。
・葺き替え:下地から刷新でき、雨漏り等の根本対策に有効。
Q6. 太陽光パネルは載せられますか?
可能です。屋根材に適合する専用金具・工法で固定します。計画時にパネルメーカー・施工店と事前協議をしましょう。
Q7. メンテナンスは必要?
スーパーガルテクトのメンテナンスはほぼ不要です。ただ、5〜10年ごとの点検で棟包み・シーリング・固定部を確認するとより長持ちします。
Q8. 費用の目安は?30坪前後の戸建てで概算
・カバー工法:約100〜150万円
・葺き替え:約150〜200万円
※屋根面積・勾配・下地補修・足場有無で増減します。
Q9. 保証はありますか?
塗膜15年・赤さび20年・穴あき25年(標準)。フッ素仕様は変褪色20年も対象。海岸500m未満などの免責条件や保証登録に留意。あくまでも製品保証なので雨漏れなどの施工保証は施工店に確認してください。(雨漏れ10年保証など)
Q10. 夏の暑さ対策に効果はありますか?
遮熱塗装で日射反射+断熱材一体で熱流入を抑制。屋根直下の室温上昇を緩和し、冷房効率の向上に寄与します。
まとめ
スーパーガルテクトは、軽量・高耐久・断熱性を兼ね備えたバランスの良い屋根材です。
地震対策や快適な住環境を求める方には特におすすめ!
まずは信頼できる業者に現地調査を依頼し、具体的な見積もりを取ってみましょう。
この記事の著者

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リフォームBlog代表よしのり
<実績 / Achievements>
20年間大手ハウスメーカーのリフォーム部門で営業・設計・現場管理を学ぶ。営業所長・エリアマネージャーを歴任。累計100棟以上の住宅リノベーションを担当し、現在は地元で地域密着リフォームを実践しています。最新のリフォームの情報やノウハウをブログで公開します。 <資格 / Qualifications & Certifications>
二級建築士・二級建築施工管理技士・既存住宅状況調査技術者・古民家鑑定士一級・外装劣化診断士